2017年3月31日金曜日

#16 DHL Paket International

民営化ってやつは

2月3週目の日曜、ショップを出てから約1週間、「フランクフルト発送」のステータスになってからは3日経過。まだ心配するには早いけど、輸送経路に興味もあったので、暇つぶしついでに、Post/DHL Internationalについてちょっと調べてみる。

まず分かったことは、DHLは2002年からドイツポストの子会社となっていて、ドイツの郵便物も扱っているということ。当初郵政民営化の成功例としてもてはやされていたらしいが、ドイツ国内でもサービスはあまりよろしくないようで、企業を評価する★の数はひどいものだ。ある意味税金だからこそやっていける公共事業、それを民間に投げた結果、クオリティ低下というのはどこの国でも同じらしい。


郵便なのにDHL?

ドイツポストのサイトは、英語とドイツ語で表記がされている。DHL Internationalという商品名はないので、海外向け小包商品のDHL Paket International(旧 WeltPaket)とあるのが、該当するだろう。個人向けサービスは三辺計240cm、31.5kgが上限だ。ネット上で料金計算ができるようになっていて、日本宛ては10キロまで62.99ユーロ、送達日数は8営業日。ネットで申込すると1ユーロ安くなり、さらに+46ユーロでPremiumサービスをつけると、送達日数が2日短縮され、500ユーロまでの保険もつく。

しかしショップから請求された送料は「日本まで一律50ユーロ」だから、ここは契約運賃みたいなものだろう。また、ショップの追跡ページにも、日本到着後には日本郵便のサイトで追跡してね、と案内されていたので、Post扱いの荷物はドイツ郵便→日本郵便のゆうびんネットワークのリレーで届けられるようだ。

日本でよく見かける「DHLExpress」という名称のサービスとは別なので、荷物の追跡はショップの案内ページかドイツポストの追跡ぺージ、または海外DHL関連のリンクページからしかできないのが、まったくややこしい。カンオケの地球半周旅行が50ユーロなんて安いと思ったけど、Post扱いの荷物に速達サービスがないのは、早さを求めるなら子会社のExpressを使ってね、早くないけど安いのが郵便クオリティ、ということか。


今回は注文時に発送方法は選べなかったし、やっぱりヤマトや日通が安心だからそっちにしてくれ、と言っても無理だろう。したがって、運送会社を指定して、速達&保険をかけたりすれば、送料350ユーロと回答したショップも、別にぼったくりではないということになるね。

※「DHL 遅い」の検索ワードで来られる方のために蛇足で数点付け加えると、
①ドイツからのPost/DHLの荷物は、DHLが中間の運送を担っているというだけで、あくまでPost(郵便局)扱いということ。ゆうパックのラベルが貼ってある荷物を、エリア委託されている別の運送会社(DHL)が他社も一緒にまとめて運んでるようなイメージだ。ややこしいが、おなじみの黄色い車両のDHL Expressで送られてくるわけではないのである。

②Premiunサービスを付けると少し送達日数の短縮だったり、保険がつくのだが、そこはあくまで海外宛て、船便より早いとはいえ、日本人の感覚で速達になるわけではない。

③そして委託なので当然と言えば当然だが、ゆうびんホームページ上の追跡表示は、リアルタイムではない。荷物が日本国内に到着して、DHLの拠点から日本郵便の国際拠点(川崎)に向けてコンテナを振り分け、そこから税関に入るまで、荷物の情報は見えない。つまり発送元の空港を出てから、到着したコンテナを開けて品物を出し、バーコードを読むまでの間、データは一切動かないので、日本人の感覚では遅さを感じるのは当然だろう(今回で約25日かかっている)。また、国内でスキャンされてからは日本郵便のデータのほうがDHLよりも早い。

他にも問い合わせ先の問題(#17、#18)、コンテナの問題(#19)、発送方法の表記がわかりにくかったり(#22)と、海外からの荷物の旅は、そのルートを詳細に知ろうとする者にとってはなかなか複雑だ。





▼お役立ちコーナー
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DeutschePost
https://www.deutschepost.de/de.html
DHL Express
http://www.dhl.com/en/express.html

2017年3月30日木曜日

#15 ドイツを出発

チェロケース、空を飛ぶ

2月の3週目、月曜日にショップを出てから水曜日まで、ドイツ国内を順調に移動しているトラッキング情報が表示されている。ショップの住所から(ここはgoogleで見ると、そのエリアにはその企業しかないのでは?と思うくらい、巨大な倉庫とオフィスがある)、空港のあるフランクフルトまでは、距離的には直線で200kmくらいだが、何回かトランジットが表示されているところを見ると、海外向けの拠点ごとに積み替えプロセスがあるのだろう。

発送から4日目、木曜朝のステータスで、フランクフルト国際空港から発送、となっていたので、早いのに驚いたり感心したりしていたのだが、これはデータ上の処理だけで、まだ実際飛行機に乗ったわけではないことを、後で知ることになる。ここから実際に荷物が届くまで3週間以上かかるなんてことは、このときは予想だにしていなかったのだ。


店頭に行ってみる

注文と同時にやろうと思っていたこと、それは現物の仕様の確認だ。今回のケースに関しては、国内で普通に扱っている商品ではないため、当然、購入前に現物を確認するということが出来ない。また、周囲にこのケースを使っている人もいない。信頼できるメーカーなので、激安品や中古、訳ありでない限り、クオリティの面で心配していることはないのだが、細かなパーツや内装など、古いケースとの仕様の差で、少し気になっている部分はある。

ドイツGEWAのサイトでpdfのカタログを見ると、これの上位モデルのケース2種類は、素材以外の仕様はほぼ同じで、国内でも入手できる。そこで、週末に街中へ出かけるついでに、大手楽器店の店頭で、これらのケースを参考に見てくることにした。最上位のケースは3kgを切っているだけあって、定価の8掛け+消費税でも軽く30万超え。安い楽器なら買えてしまいそうだ。

それらのケースを見て思ったことは、金具が小さくなったこと、リュックベルトのフィット感がよくなったこと。あとカギがなくなって、パドロックを通す穴だけになったこと。(同じシリーズでもヴァイオリンのケースにはナンバー式のロックがあるのに、なぜだ!)そして軽量ゆえに、取り回しがよくなりすぎて、思わぬところにぶつけたり、からっぽで立てたときの安定性など、今までとは違うところに、気を付けないといけないことがありそう。リュックベルトは万が一壊れた時のためにカラビナとワイヤー二重で補強してます、って説明があったけど、これは壊れる前提でないことを祈りたい。前のケースも、20年使っていて唯一壊れたのはカラビナだったからね。

日本製があったら

それにしても、このメーカーは最上位ランクのケースであっても、いわゆる高級感を演出するようなパーツやオプションがない。質実剛健というか・・・。高級「感」はいらないんだけど、細かい仕様などの要望は、チェリストが集まって考えればもっといろいろありそう。ここは日本人の出番じゃない?でももし日本のメーカーが本気出して作ったら、ものすごいハイスペックなケースが出来上がってしまって、結局高くて買えないかも。楽器はすぐに足がつくから、ケースだけ狙われたりするっていうのも困る。

2017年3月29日水曜日

#14 関税・消費税・通関手数料

3つの税金

関税と一口にいうけれど、まとめサイトなどを見ると、個人輸入で必要な費用は、「関税・消費税・通関手数料」の3点のようだ。



まず関税。今回は20万円以下におさまっているが、16,666円以上だからシッカリ課税対象。一般税率の適用として、税関の一覧表から、カーボン素材4.6%をピックアップし、ユーロ建てのinvoiceから送料を除外して試算する。

関税は、個人の場合は商品代の60%が対象なので、
1174.79ユーロ×60%=704.87ユーロ 
この4.6%だから 32.42ユーロが関税。

消費税も、個人の場合は商品代の60%が対象なので、
1174.79ユーロ×60%=704.87ユーロ 
この8%だから 56.39ユーロが消費税。

関税32.42ユーロ+消費税56.39ユーロ=88.81ユーロ
これを120円程度のレートで計算すると、
88.81ユーロ×120円=10657.2円となる。

通関手数料は、日本で引き受けする運送会社によって異なる。Post/DHLと表記がある荷物は、日本国内では日本郵便の扱いになるので、ゆうびんホームページを見る。通関手数料は200円のようだ。

関税+消費税で10,657円、通関手数料200円だから、税金等の諸経費は 10,857円と予想。実際に届いたら、またこの試算と比べてみたい。

▼お役立ちコーナー
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関税について調べるときは、こちらが分かりやすかったです。
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/zeigaku.htm

2017年3月28日火曜日

#13 日本への旅

発送連絡

2月も3週目。月曜日の夜、21時過ぎに発送連絡メールが来た。土曜日の3回目のオーダーから2日後、今度は滑り出しは順調。マイページを見るとステータスが「出荷」に変わり、invoiceがpdfで閲覧できるようになっている。トラックマークが出ているので、最初は陸路で国内を移動するようだ。決済に失敗した古いオーダーもちゃんと消されていて、この時点で送料の追加請求はなし。同時に、代行業者の返金も確認できたので、一安心。

発送方法はParcel shipped  10.70kg by Post/DHL International となっている。数字12ケタの番号がそのままDHLの荷物追跡画面にリンクしているようなので、ためしに開いてみると、まだ何も表示されていなかったが、何やらチェックを入れると途中経過をメールで通知してくれるみたいなので、チェックしておく。届くまでに、関税など調べておきたいこともいくつかあるので、追跡をイチイチかけなくても、適当なタイミングで通知してくれるサービスはとてもありがたい。

個人輸入はおトクか?

翌日火曜日の朝、カード会社の売上データ(ネットで閲覧できる)が先週土曜日(支払日)の日付で上がってきていた。こちらのカレンダーで3日程度かかったことになる。ケース代+送料+カード会社の手数料(1.63%)が合算で151.092円。invoiceには商品代+送料で合計1224.79ユーロとあったから、カード会社の換算レートは1ユーロ=123.36円ぐらいということになるのだろう。

それにしても、内外の価格差にはびっくり。定価の七掛け、八掛けは当たり前なので驚くべきことではないし、これにまだ関税がかかるのだけど、それでも国内で別注をかけるのと比較すれば、ほぼ半額。今回は十分にお得なショピングになりそう。

2017年3月27日月曜日

#12 支払完了

再・再・再オーダー

もう2回もオーダーを入れてしまったけど、土曜日の午前中のうちに3回目のオーダーを入れる。ついでに、「同じオーダーが重複するかもしれないけど買うのは1つだから、そこんとこよろしく、決済通らない時はすぐに教えてね」とカスタマーサービスにメールを送る。最初に比べたらだいぶ慣れたものだ。自分でも面倒な客だと思うが、これで支払いができなければ、もうあとは金融機関の窓口に行くしか手段は残されていない。なんと言われようがたぶんそっちはもっと面倒くさい。今度はうまくいきますように・・・。

翌日、日曜の朝におそるおそるメールを確認したら、土曜日に無事に決済ができたから、発送準備に入る、という返信メールがきていて、ほっと胸をなでおろした。同時に、サイトにカスタマーページが出来ていて、メールアドレスと自分で設定したパスワードを入れると、商品のステータスなどを確認することができる。現在は検品・発送準備中となっているようだ。




転んでもタダでは起きてやらない

イギリスのセラー対応と代行業者のキャンセルと、このカードの対応で2週目の週末がかなり慌ただしくなってしまったが、日曜の午前中でようやく一段落。あとは待つだけだ。

結局代行含め4回も発注することになり、何かものすごく要領が悪い自分に嫌気がさしていたのだが、カードを利用する時に、海外ショッピングのポイント1.5倍のキャンペーンをチェックしてエントリーするつもりですっかり忘れていたので、3回目のオーダーの前にしっかりエントリーした。ポイントバックは少し先だけど、このトラブルで少し得したこともあったと思いたい。

2017年3月26日日曜日

#11 カードのセキュリティ

ネズミ取り

オペレータの話では、利用者のカードに普段と違う使用パターンや、一度である程度以上の決済金額を検知するとそういうシステムが働くそうで、まさに今回はそれ。ご本人様から連絡があれば解除しますとのことで、すぐに解除。さらに聞くと、止まっているのは海外分だけで、国内は問題ないというのも少し不思議だけれど、まあ理由がはっきりしたので一安心。

ショップ側は単なる加盟店であって、カードが通らない理由を知ることはできないだろうから、これではカード会社から即時照会があるか、今回のように自分で問い合わせをしなければ、絶対に支払いには進めない。これを知らずに何度も同じオーダーを入れてしまったら、ショップ側もいい迷惑だ。

ちなみにショップへは再オーダーが必要ですか?と聞くと、念のためそうしてください、と言われたので、ちょっと意地悪ながら、安全対策には違いないでしょうけど、ホームページとかに、海外ショッピングに関してそういう注意喚起の文言はないですよね?あらかじめ事前に通知すれば、こういった停止を回避できたりするんですか?と質問してみたが、そうなりにくいようにはできます、と若干言葉を濁された。まあしょっちゅう海外ショッピングをするわけではないし、今問題なのは、カード会社の一連の対応云々ではないので、このくらいでやめておく。


購入レートはいつ決まる?

ついでに、カードの海外決済手数料についてあらためて確認してみると、1.63%とのこと。また、換算レートはカードを切った時点のレートではなく、データの流れとして、加盟店からVISAやMasterなどのブランドごとの取りまとめ会社(アクワイアラというらしい)のところに集約した時点、さらにそこから利用者のカード会社へデータが行った時点と、常に変動しているので、利用者のデータに上がるまで私どもでもわかりません、オンラインで利用明細が見られるようになっていても、データ反映するまで数日かかるというので、あとで自分で確認することにする。

しかしこれは、為替レートが多少上下した時点を狙って購入ポチしても、実際の請求金額への影響は誤差程度の微々たるものということになるだろう。大きく相場が動くようなことがあれば、ショップの方が値段を変えてくるだろうし、どの支払方法でいっても結局手数料は必ず必要だから、支払方法によって購入価格に大きな差が出ることは、あるようでないと言える。相当の大金なら別だろうが、一般庶民は、現地に実弾を持って引取りにいく以外は、めちゃめちゃ安く購入できる方法なんてないというわけだ。

さて、今向こうは金曜の夜。ショップの土曜日のワーキングタイムは16時までだから、無事利用解除されたところで、3回目のオーダーを入れることにする。あ~またコイツか、アホな日本人だ、しょうがない、と思われていそうだ。

2017年3月24日金曜日

#10 二つ目のトラブル

カードが使えない!

金曜の夜、寝る頃になって、ショップから「オーダーありがとう、でもクレジットカードの決済が通らなかったので、カード会社に確認してね」と返信があった。あれっ?と思ったが、そういえばちょうど今月はクレジットカードの切り替え月で、同じ番号で期限の違うカードが2枚手元にあったから、古い方のセキュリティコードでも誤って入力してしまったかな?明日の朝にしようか、ちょっと迷ったが、そうすると向こうもまた日付が変わってしまうから、寝る前にもう一度同じオーダーを送信。エラーの方は追ってキャンセルすればいい。念のため今度は画面のキャプチャをしておく。

土曜日の朝、ふたたびメールをチェックすると、自動返信受付メールの他に、やっぱりまた決済エラーらしく、「カードがダメなら支払方法を変更してくれ」というメールが来ていた。キャプチャ画面を穴が開くほど見直したが、間違えてはいないようだ。カード会社からエラーのメールなども来ていないし、何が理由なのかさっぱりわからない。とりあえずコーヒーをいれ、カード以外の手段があるかどうか、ショップの支払いに関するページを開いて、落ち着いて調べてみることに。


支払方法アラカルト

ひとつめ、AmazonPaymentは、AmazonのIDがあれば、そのIDに登録しているカードが利用できるというもの。改めてカード情報を入力する必要がないため、もしAmazonのIDをすでに持っていればかなり便利なシステム。ふむふむ。しかし、よく調べると、中国と日本のAmazonIDだけは、EU圏と共通ではないことがここで判明。このために新たにIDとったり、カード登録するとなると、少し手間がかかりそうだ。

ふたつめ、Paypalは、クレカを登録するだけ。補償もしっかりしているし、こっちのほうが簡単かと思ったが、10万円以上の送金は、事前にマイナンバーカード+本人確認書類が必要で、これを提出した後に、さらに本人確認用のコード番号(なんと書類は郵送)を入力しなければ決済できないので、これもすぐには準備ができそうにない。手数料も国別+固定手数料と細かく分かれていて、寝起きの頭でなくても、調べるには少々気合が必要な感じ。

みっつめ、ショップの指定銀行振り込みは、海外送金のできる銀行の本支店や、拠点郵便局に行けば可能だが、必ず窓口に足を運ぶ必要がある。ネットバンキングをやっている金融機関でも、初回は窓口扱いだ。海外送金の厳しさがよくわかる。そしてPaypalと同じく、やっぱり本人確認書類持参で、手数料は人を介するだけ一番高い。

よっつめ、国によっては、代引きのようなものがあるみたいだが、日本は対象外。

不正利用の疑い

ここまででやっぱりカードが一番手数料が安くて簡単、という結論に至ったので、土曜の朝午前9時を回ったころに、カード会社の問い合わせ窓口に電話をする。意外とすぐにオペレータにつながったので、事情を話し、カードの状況を調べてもらう。15分経つか経たないかのうちに、すぐに折り返し電話が来て、なんと「お客様の該当の決済は、不正利用の可能性があるということで、止められています」との返事。なんと、これでは何回オーダーを入れても、通るはずがない。



2017年3月22日水曜日

#9 50ユーロの旅費

はためく万国旗

2週目ももう週末だというのに、結局進捗が振り出しに戻る。がっかりさせられた金曜の朝だったが、ここは顔を洗って、さっさと仕切りなおして先に進むのがいいだろう。しかしこれで海外大手通販サイトのセラー2店(ドイツ、イギリス)が候補から外れたので、次はちょっと難易度高め、一般のショップから購入を検討することに。

朝食をとった後、代行業者に中止と返金先を書いたメールを送り、出勤までまだ少し時間があったので、コーヒーを入れて、先のリストをぼんやりと眺めながら、ドイツのとあるショップをのぞく。ここもトップページに国旗のマークがたくさん出ていて、サイトの表示言語が選べるようになっている(残念ながら日本語はない)ので、イギリスの国旗をクリックして、英語表示にする。

サイトの作りはかなりしっかりしている。音楽関係の品物を多種多様に取扱いしているだけあって、価格も見た中では一番安いし、ショッピングカート方式で、支払い方法も多い。VATの表示もわかりやすくしてある。地球上どこへでも発送するぜ!と書いてあるうえ、30日間返品可能、3年保証付き!と書いてあるのを、英語が苦手だって見逃すわけにはいかない。

空飛ぶカンオケ

現在の在庫状況と、再度の送料の確認のため、決済手前までショッピングカートをすすめてみる。在庫は大丈夫、発送先を日本にして・・・具体的な発送方法は書いていないけど、送料はflat rateで50ユーロと出た。納期は6~10日、大きいものは時間がかかるかも、と書いてある。理解が間違っていなければ、日本までなら何をどれだけ買っても基本30kgまで一律50ユーロ、UPSも大丈夫だけど問い合わせてね、ということのようだ。

50ユーロ?いやいや、チェロケースの梱包を楽器店なんかで見た人は分かると思うけど、あれはほぼカンオケ。北海道から沖縄まで送るより安いって、契約運賃でも信じられない。絶対もっとかかる気がする。いったいどの業者で、どんな梱包なのだろう。まさか船便?過去に回答のあった他のショップでも、送料は150~350と幅が広かったから、これが安すぎるのか、他が高すぎるのか、まったく頭が働かない。

まてよ、ここは確か、先にかたっぱしから問い合わせたメールにちゃんと返信してくれていたはず。受信トレイを探すと、あった。「日本までのチェロケースの送料は50ユーロで、もし特別な梱包とかでそれ以上かかる場合は、注文受付後のメールで知らせるから、その時点で注文取り消しも可能だよ」と書いてある。追加があるとしても、後出しでなく、先に言ってくれるなら安心だ。


度胸ファースト

ここでふと、最初の価格は英語表示で入ってポンドだったのに、ショッピングカートではいつのまにかユーロ表示になっていることに気づいた。ショップの支払いについて書かれているところを目を皿にしてよーーーく読むと、どうやらカードでの決済はユーロ建てと決まっていて、他はPaypal、AmazonPayment、銀行振り込みなんかを選べるらしい。まあ手近なのはやっぱりカードだろう。

このまま1クリックすれば注文完了だ・・・でも、何も金曜日の出勤前のあわただしい今、注文しなくても、追加送料とか、発送方法の不明な点とか、決済方法とか、レートとか、いろいろ悩ましいことが残ってるし、一呼吸おいて土曜日にしようか・・・一瞬迷った。しかし、時差の関係上、何でもないやりとりにも時間がかかるし、ここまでイギリスのセラー対応に無駄な時間を使ってしまったのに、もう週末は目の前だ。

間違っていようが何だろうが、オーダーして動いてみないと、不確定要素はなくならないことがよくわかったので、いざとなったらキャンセルすればいい。よし、ここは思い切って注文してしまおう!ポチッ。すぐに、自動返信と思われる「ご注文ありがとうございます」メールがあっさり来たので、ひとまず仕事へ。何かあっても、明日の土曜日は休みだから、ゆっくり対応を考えればいい。

2017年3月21日火曜日

#8 最初のトラブル

セーフティバランス

ここまでドタバタしているうちに、1週間が過ぎた。2月の2週に入り、セラー、ショップ、代行とデータが揃ってきたので、そろそろ絞ってオーダーをすることに。調べれば調べるほど、オーダーしてみないとわからないことが出てくるし、それぞれの手数料や送料、レート計算などのリサーチ地獄にも少しうんざりしてきていたので、やはり安心・安全を優先にして、何かあった時の対応まで保険とすれば、代行サービスを使おうかという気持ちに傾いてきている。激安とはいかないが、直送可能でVATの分安くなるなら、トータルでは予算内におさまりそうだ。

月曜日の昼間に、メールで代行業者さんDに正式な依頼を送り、帰宅後ネットバンキングで振り込み手配をする。同じ銀行だったので、送金手数料も無料で少し得した気分。翌火曜日朝、入金確認の連絡があり、正式なオーダーを入れて、返信するとのこと。購入の具体的なステップが、ようやく動き出した。

なしのつぶて

ところが・・・その週の木曜夜になっても、セラーからは何の回答もない、と代行業者さんDからメールがあった。最近の評価は問題ないようだから、注文を入れておけば反応あるかもしれないが、こういう場合は、経験上、後々まで何かしらトラブルの可能性がないとは言い切れないので、万が一のことを考えて今の時点で中止ということも選択肢に入れておいてください、という内容。一応翌金曜日の朝まで待って、中止か続行か返事をすることにしたが、結局回答が来ることはなかった。最初からつまづいてしまい、がっくり。しかたがないので、代行依頼も中止して、今回は返金してもらうことにする。
 
今考えれば、このセラーは代行4社に見積もりをとった時点で、「送料に関して返信をよこさないから見積もりできない」と回答した代行業者さんCがいたことを思い出した。最初から自分でそのセラーに問い合わせをしておけば、結果は同じでも、今回のトラブルを避けられたかもしれない。セラーだから大丈夫だろうと、怠け心を出した自分にも腹が立つ。代行業者さんDに非はないから、リサーチ不足から、結果、迷惑だけかけてしまったようなものだ。何も損害は出ていないけれど、どこから買うか、まず店選びが何よりも重要、ということがよく分かった最初のトラブルだった。またイチから仕切り直しだ。

2017年3月20日月曜日

#7 購入代行・転送代行

よきにはからえ

検索していて、同時によく引っかかったのが代行サービス。海外への注文はもちろん、海外発送をしないお店から、品物を現地で代わりに取り寄せ、日本へ転送をしてくれるというものだ。それぞれ手数料・送料は必要だが、窓口として日本人や日本語のできるスタッフが対応してくれて、運送会社の相談もできるし、日本円で日本の口座へのの支払いも可能だったりして、言葉の通じない不安を一気に解消してくれる夢のようなサービスだ。

チェロケースの大きさや手数料のことを考えると、こういうところに丸投げする殿様ショッピングは考えていなかったけど、もしも直送可能なショップから買って、VATが減免になるなら、彼らに「安心料」として手数料を払って買い物をしても、まだお得かもしれない。


相見積りをとる

どこまでを引き受けるかはそれぞれの業者さんによって違うけれども、見積もりはどこも無料でしてくれるので、4件ほどためしに問い合わせしてみることにした。ターゲットは先日あとまわしにした大手通販サイトのイギリスのセラー(#3で出てきて、問い合わせもせず放置していたところだ)。代行業者さんとのやりとりは日本語なので、何の苦労もない。すべてほぼ24時間以内に返事が来た。その内容はこうだ。

1件目A このショップは海外発送してるみたいだから、自分で買ってください。
      ←そこを頼みたかったんですが、ダメでしょうか・・・。

2件目B 見積り合計○○円ですが、ご予算内ですか?
      ←正規代理店より高くて、予算オーバー、ごめんなさい!

3件目C  送料に関してセラーが回答をよこさないので、見積もりできない
      ←しかたないよね、うん、しかたない。

4件目D  ご依頼の場合の諸経費はこれぐらい、送料は確認要
      ←おお、これは結構まともな返事。検討してみようかな?

代行の手順

この4件、違うのは手数料だけ。特に4件目の業者さんDは、手数料が「購入金額の何%」ではなく、「1件いくら」だったので、高額な商品1点ならとてもお得感がある。日本の銀行口座にも振り込み可能だというので、心配なカードの出番もない。最初の返信で、依頼する場合の明細をクリアに教えてくれたのも、わかりやすくて良かった。

まず最初は、所定のレートで換算した品代+手数料を振込みしていただいてから、代行依頼を受ける。希望の色の在庫状況や、日本への発送の可否は、先方にオーダーを入れてみないとわからないこともあるので、送料分は2回目の振込でお願いしたい。あとは受け取り時に関税・消費税がかかるので、それは別途ご用意ください、とのことだった。

大型商品の悩み

送料がペンディングになっている理由は2つ。セラーページに「海外発送OK、250ポンド」となっていても、実際にオーダーしたらエリアが限られていて、日本向け直送はしない、という回答が来る可能性もある。その場合、いったん代行ルート上の現地イギリスのヤマト運輸倉庫に入れて、転送扱いにする。また今回は、大型&高額商品なので、必要なら梱包をなおして、保険を掛けて、確実な送料を知らせる。その際、別途梱包料や保険料が発生する可能性もあるので、送料は後ほど、というわけ。

転送の場合の送料目安として、欧州ヤマト運輸の国際宅急便(個人向け)サイトでイギリス→日本の料金表を見ると、160㎝25kg以内が最大で、イギリスの一番遠いところからでも165ポンド。チェロケースの場合、ざっと三辺で250cm以内、重さは本体だけなら4キロ未満ぐらい。重さと大きさ、どちらが参考になるかと思い、代行業者さんDに再度問い合わせたところ、「おそらく180ポンドぐらい、でも梱包入れたら膨らむでしょう。このセラーが250ポンドと書いているのが、たぶん運送業者の大きさ・重さのMAX取扱寸法に近い見積もりだろうから、そのぐらい見ておけば間違いないでしょう。」ときた。

1ポンド=140円換算として250ポンドは約35000円。確定ではないとしても、結構高い。VATの減免があっても、送料で割安感がふっとんでしまいそうだ。オーダー前にすべてをクリアにしたい、というのは簡単なことではないらしい。

2017年3月17日金曜日

#6 詐欺にご用心

安全対策をちょっと真面目に考えてみる

リストが5~6件になったところで、一応、それぞれが怪しいショップでないかを調べる。いまどきサイトなんていくらでもきれいに作れるし、表示を更新するのも画面遷移するのも一瞬。本物の名前を騙ったニセサイトしかり、ドメインや法人すら売っているご時世、住人をついぞ見かけたことのない隣のアパートの部屋が、第三国のペーパーカンパニーかもしれないのだ。お金を払うまでは、どんな詐欺師だって親切丁寧、はたまた当事者すら知らない間に、第三者にデータが流れている可能性だってゼロじゃない。

疑い深いと言われようが、神経質だといわれようが、自分のお金だ。誰も保障してくれない上に、直接出向いて、実物を見て買うことができないのだから、面倒くさがっている場合ではない。普段の買い物以上に慎重・真剣になるところがあるとしたら、まちがいなくココだ。

金額の大小ではなく、信用情報を盗まれ、忘れたころに悪用されているというパターンが恐い。消費者庁や国民生活センターのサイトを覗けば、海外有名ブランド品ばかりが注意喚起されているので、他人事だったが、ニッチな市場かどうかは関係なく、一度はチェックしたほうがいいと思う。もちろん最終的には自分の嗅覚が頼りだが、金額につられず、以下のような簡単な項目だけでも、チェックすることをおすすめする。

・Googlemapsで住所に実店舗があるか
・InstagramやFacebookなどがあれば、更新は最近か
・公的機関の海外詐欺サイトリストに掲載がないか
・問い合わせ方法に、mail以外(固定電話やFAX)があるか
・支払い方法が複数選べるか
・信用情報を入力するページがhttps://になっているか etc.


お金も時間も余裕を持って

結局、候補の中にこれは確実に怪しい!というところはなかったので一安心。そして、信用できる店選びが1番目だとしたら、2番目は購入タイミング。これはケースがいよいよヤバイとか、レートの上下という話ではなくて、時期の話。1月に購入を考えなかった理由はここにもある。海外は、クリスマス・イースター・ハロウィン・夏休みなどの休暇時期はは荷物が遅れる。日本も、年末年始・GW・お盆周辺は同じだ。そう考えると、海外・国内両方が通常期というのは意外に少ない。繁忙期を避けられるなら、避けた方が賢明だ。

さらに支払いにカードを使うつもりなら、できればきちんと品物が届いてから支払期日が来るのが理想だから、注文してから届くまでの日数予想に加えて、カード会社の締日や支払日を確認して、余裕のあるタイミングを選んで購入ポチすることも、ある意味安全対策と言えるだろう。

2017年3月16日木曜日

#5 VAT(付加価値税)

お菓子を買ってはじめよう

次に、大手通販サイト以外で、自社ホームページ等で販売しているショップを探すことに。
(大手通販サイトはセラー、それ以外をショップとして表記する)

これが予想以上に根気のいる作業。当然、検索結果は何十ページもある。先頭から数ページ見たところで、関係のないリンクなどもたくさん含まれていることが分かったので、ページ単位ではなく、画像の検索結果から見ていくことにした。ショップっぽいところが表示されたら、とりあえず、ひたすらブックマークに放り込む。

何かもっと効率的な方法がありそうなものだが、その時の自分の頭では思いもつかなかったので、アホと言われても仕方ない。画像だけなら10ページぐらいで、重複しているものもあったりして、20件ほどリストアップしたところで力尽きた一段落。

ここから、ブックマークしたお店について、google翻訳の助けを借りて必要な情報を集める。リストの詳細項目はこんな感じ。

・ショップ名
・在庫
・価格(各国通貨/円換算)
・海外発送の可否
・送料/発送方法
・支払方法
・その他気になったこと




不明のところは空欄で、後で問い合わせ。これが最初の一番大変な作業で、何度も投げ出したい気持ちになる。しかしここがヤマ場、とお菓子を食べて自分を励ましたり、疲れたら少し時間をおいたりして、どうにか簡単なリストが完成。

やはりドイツの製品だからか、価格の傾向としてはユーロ圏が一番安くて、次がポンド。日本もそうだけど、海を越えるアメリカやオーストラリアのドル圏は高い。国内の正規代理店で買うのとあまり変わらないぐらい。それに送料を入れたら、レートによってはそれ以上になるかも、と思いながら、なんとか理解できそうな英語表示のショップを残し、さらにドル圏を除くと、半分の10件少々になった。

付加価値税(VAT)について

ここまで、あるショップで、送料を調べようと思って、ためしにショッピングカートでチェックアウト直前まで入力してみたりしているうちに、気づいたことがある。EU圏の付加価値税(VAT)だ。

これは日本の消費税のようなもので、15%~27%と、各国によって違い、食料品等の軽減項目もある。チェロケースは15%以下のようだが、金額ベースなのでエビデンスはない(役所のページを読めるくらい外国語力がある方は、ぜひお調べいただきたい)。日本から購入する場合は、これが免除される代わりに、税関で消費税を払うという仕組み。

つまり、表示の価格が自国内向けで、税(VAT)込みであれば、日本向けの本体価格は表示よりもう少し安くなりそう。安くなるのはありがたいけど、価格表示が税込みか税抜きか、先に気が付かなかったのは凡ミスだ。またリストの項目が増えて頭が痛い。



結局4分の1に

虫食いだらけのショップリストだが、次は、以前ドイツのセラーに出したのと同じ文面で、かたっぱしから問い合わせメールを送る。もう最初のドキドキはどこへやら、やっつけ事務作業。

数日待って返事が来ないところ、海外発送していないところ、発送方法を書いていないのに送料が異常に高いところなど、ダメそうなところは消去法でリストに線を引く。これだけで10件少々のサイトがさらに半分になってしまった。

2017年3月15日水曜日

#4 スペシャルオーダー

ドイツのセラーからの返事

翌日、このドイツのセラーからはすぐに英語で返事が来た。簡単に翻訳してみると、「日本への発送は問題ない、先週も名古屋に2件送った。送料は150ユーロだ。残念だがあなたの希望の色の在庫はない、別の色ではダメか?」とのこと。

やっぱり同じことを考えている人がいるもんだ。それでも日本からの注文に対応してくれているなら、ちょっと安心。しかし聞いたことの半分くらいしか回答がないので、うまく伝わらなかったのか、それとも面倒だからスルーで在庫を売りたいのか、向こうもあんまり英語が得意ではないのか。あいまいなまま、購入の話をすすめられても嫌なので、さらに、「返信ありがとう、他の色は希望していないから、取り寄せ可能か?その場合納期目安は?」と再度送信する。

足元、見られてる?

これに対しても翌日すぐに返事が。早いところは感心するばかりだが、内容はエグい。「取り寄せはできるけど、スペシャルオーダーなので20%UPする、納期は2ヶ月先」とのこと。それじゃ他の店と変わらないし、安くもない。国旗のボタンといい、いろんな意味で商売っ気やる気がある店だとは思っていたが、なんとなく行間から、上から目線な印象が拭えなかったので、「ありがとう、まだ注文はしない、少し検討します」とだけ返信した。


それでもメールのやり取りがスムーズにいったことに気をよくして、ついでにもう1件のイギリスのセラーにも問い合わせしようか迷ったが、そちらは在庫色は分からなくても、海外発送250ポンドと書いてあるんだから、在庫を持っていない業者の可能性もある。オーダー後発注というスタイルなら、このドイツのセラーと同じだし、もう少し比較対象の店が多くなってからでもいいだろう。

(この時点でスルーせず、問い合わせしておけば良かった、ということが後で起きるのだが、結局ご縁のない店だったということなのかもしれない)

大手通販サイトがたった3件だったので、次はそれ以外の普通の海外ショップのリサーチ。そう、最終的にどこで買うにしても、ひと通り自分で調べて納得しないと、購入できない性質なのである。

2017年3月14日火曜日

#3 海外大手通販サイト

最初のアプローチ

正確なケースの型番をGEWAのサイトで調べて、リサーチ開始。2月の第1週には目星をつけたい。まずは知名度のあるAmazonやebayなどの海外大手通販サイト。日本のサイトと同じく、セラーなら多少価格は高めでも、トータルではやっぱり安心感がある。一発目、もしここで希望のものが見つかれば、最初のハードルはそんなに高いものではないはずだ。

 
ポンド VS ユーロ

しかし、その時の検索結果はたった3件。アレ?単語を変えて検索してみたけど、それ以上は増えない。通貨表示はそれそれポンドとユーロで、参考として日本円の値段も一緒に表示されていたので、ざっくり並べてみる。

メーカー直販(ドイツ)>イギリスのセラー>ドイツのセラー となった。
メーカー直販はひとまず置いといて、後の2つのセラーをチェック。

イギリスのセラーは、ポンド表示で、サイト上では在庫ありとはなっていたが、内装色は不明(カタログでは3色ある)、海外発送OKのようだけど、送料は一律250ポンド。

ドイツのセラーは、ユーロ表示で、こちらもサイト上では在庫あり。出ている内装色は希望のものではなかったけど。取り寄せできるかな?海外発送については書かれていないので、これも含めて少々問い合わせが必要だろう。

ちなみに両方とも自社サイトをもっていて、そっちでも売っている。単純に金額だけを比較すれば、自社サイトのほうがほちょっと安い。海外AmazonやebayのIDは持っていないし、今から取得するのも面倒だから、安いのにつられて、まずドイツのセラーの、自社ホームページから英語で問い合わせをしてみることにした。


 
日の丸ボタン

ドイツのセラーの自社サイトは、ページ上にドイツ・イギリス・日本の国旗のマークが3つ並んでおり、それをクリックすると、各国語でそれぞれ表示ができるようになっている。日本語はまあそれなりだけど、ショッピング程度の単語なら意味は分かる。ざっと眺めた後、さっそく「お問い合わせ」をクリック。

最初にメールで聞きたい内容は、
・海外発送してくれるか、OKならその発送方法と送料
・希望の内装色の在庫はあるか、なければ取り寄せの可否と、納期目安

ネット上で検索できる英語の問い合わせの文例や、google翻訳を参考にしながら、何とかそれらしい文章を作成。テンプレとして1回作っておけば、他のショップに問い合わせをする時にも使える。
完璧でなくても意味ぐらいはわかるだろう。日本語の表示をしているぐらいだから、ひょっとすると日本人や日本語のわかるスタッフがいてもおかしくない。あまり考えず、さくっと送信。

▼お役立ちコーナー
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ショッピング関連の英文メール作成は、以下のサイトがとてもわかりやすかったです。

【海外通販】英語の例文メール【黄金テンプレート集】
http://www.kaigai.2han-item.com/eigo-top/

コピペでOK!海外の通販サイトへの問い合わせに役立つ英語表現
http://eikaiwa.dmm.com/blog/6046/

海外の問い合わせも簡単に!そのまま使える英語メールの12例文
http://www.berlitz-blog.com/inquiry

2017年3月13日月曜日

#2 リアル店舗はどうだ

個性豊かなケースたち

ざっくりネットで最新のケースの情報を検索。定番から流行まで、今は価格帯も広く、メーカーも素材もいろいろ。予算さえクリアすれば、カラーオーダーができたり、個性的なケース、豪華なケースを手に入れることができるので、見ているだけでもとても楽しい。また、今はメーカーサイドの情報だけでなく、ショップやユーザーも、YoutubeなどでCMや実物のレビューをしていたりするので、カタログ以外の情報も手に入りやすく、これは田舎に住んでいる者としてはとてもありがたい。

ところが、自分がもっとも気に入ったケースは、国内サイトではヒットしないので、あまり流通していないモヨウ。どうしよう?・・・しかしこれが、このブログを書いてみようと思ったきっかけになる。

白い川の渡し賃

国内で流通していないとはいっても、まずここはお世話になっている楽器店に聞いてみるというのが王道だろう。さっそく電話してみると、店主は、開口一番に、ケースとしての本来の用途から、どんなにカッコよくても、あるメーカーは個人的にはすすめられない、と言い、その理由も教えてくれた。楽器もケースもここで買っているので、もちろん次もGEWAにしようと思っている、というと、取り寄せ可能か聞いて後で電話をくれるということになった。受話器のむこうで店主がドヤ顔をしていたかどうかは、定かではない。

結論から先に書くと、取り寄せは可能だが、二か月~三ヶ月程度かかる。金額も、正規代理店を通る以上、定価×八掛けでもそれなりの値段。うーむ、絶対に買えない金額ではないけれど、準備した金額では足りなくて、もう少し必要になりそう。その場で「じゃあそれでよろしくお願いします」と即決できるテンションではなかった。

背中の名刺

しかし第1希望が無理そうだからといって、すぐ第2希望にチェンジするかというと、そうではない。次点は予算内で、普通に国内で買えるものだけれど、いまいち好みの色がない。さらにケース自体そう何回も買うものでもないから、やっぱり気に入ったものを使えるのと、そうでないのとでは、今後のやる気に関わってくるではないか(笑)。

初心者でもプロでも、チェリストにとってケースとは、本人より先にケースが目に入るので、顔が見えないほど遠くや、背後からでも、個人の特定を可能にする大きなアイキャッチ要素なのだ。そういう意味でも、2個目はちょっとした個性や、ネタ的な面白さのあるものがいい。

少々の雑談の後、お店には、予算上ちょっと検討させてくてれ、といって、いったん電話を切った。海外通販&個人輸入はハードルが高そうに感じるけれど、いつまで買わなければならないと決めているわけでもないから、少しリサーチしてみてからにしよう。

今回の検討ケース Gewa Idea Titanium Carbon 3.3kg (内装は赤・黒・青の3色) 

2017年3月12日日曜日

#1 恐るべしドイツ製品

おつかれさま

2017年のお正月も明けて1月末、チェロケースを新調することにした。今まで使っていたGEWAのケースは20年目、ジャンクというほどではないけれど、ちょこちょことガタが目立ち始めている。キズ汚れは当然、内装の生地は色あせ、はがれ、クッションはどこへやら。ヒビが入りそうになっているところや、留め具が甘くなっているところ、各所のサビも目立つ。
 
このケースは2台目の楽器と一緒に買ったもので、価格はたしか10万円弱。当時、予算からいえば、色もメーカーも大して選択肢がなかったし、デコる趣味も、こだわりもなかったので、何色がいい?と聞かれて、すぐ買えるなら何色でもいい、と答えたら、非常に困惑されたのを覚えている。同じ色のケースの人に会ったこともないから、不人気レアカラーなのかも。


店主の予言

けれど、この20年の間に本当に不具合で修理交換したのはたった1度、カラビナが欠けたリュックベルトだけ。本体ではなく、付属品のほうの金具だ。地方なので基本的に車移動というのもあるけど、そこはさすがドイツ製。不注意で倒したり、ぶつけたりしたことはあっても、中身に影響があることは、ありがたいことに一度もなかった。今思えば、あまりケースに関心を寄せていなかったその時の自分に、少し重くても絶対これを買うべきだ!と力説した、楽器店の店主の言葉の意味が、よくわかるというものだ。

あらためて重さを量ってみたら、楽器と弓2本を入れて9.6キロ。ちょっとした筋トレグッズなみだ。軽量ハードケースの値段が高いのはもちろん知っていたけど、なんとなくそれまで、必要に迫られず、特に興味も湧かなかったので、購入を本気で考える機会がなかったのは事実だ。しかし単純に10万円=20年持ったのだから、本当に壊れるのを待っていたら、そういう意味ではたぶん、いつまでたっても買えない。今後若返ったり、筋力UPする予定もないので、10年後、いや5年後にはこの重さが辛くなってくるだろう。それに加えてガタを放置した結果、想定外のタイミングで、楽器や自分にけがを負わせるようなことは避けたい。


永遠のサブ

軽いという意味では本当に最初に買ったソフトケースもあるのだけれど、実際あまり出番はない。普段は訳あって人から預かっているチェロが入っていて、肩が痛くてハードケースを背負うのがつらい時や、徒歩での移動の時間が長い時、車によりハードケースが入らない場合などで、年に数回といったところ。困ったことにソフトケースは自立しないので、少々見栄えは悪いが、自宅ではダンボールに入れて、立てかけている。弓用のケースも必要だし、保管・運搬どちらにも中途半端な感じは拭えず、これもいつまでもこのままにしておくことはできないだろうなぁと、かねてからの懸案事項だった。

購入プロジェクト始動

まずは予算。20万円くらいあれば、最高級品ではなくても、長く使えるものが買えるだろう。何を買おうが個人の自由だとは思うけれど、たいした腕も楽器ももっていない自分には、ほどほどのもので良い。なんとなく、自分の誕生日がある2月ごろに買おうかな、というイメージで、貯金は秋からゆる~くスタートして、目標額はクリアしていた。

古いケースも、廃棄しなくても、預かりチェロの保管用にしておいて、コンディションの悪いところなどに持っていく時には使えるだろう。やはりほしいと思った時が買い時だ。自分の中で、いろいろなタイミングが揃ったことにして、ここから小さな購入プロジェクトがスタートする。

2017年3月9日木曜日

チェロケース購入記 TOP

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このブログは、海外通販&個人輸入でチェロケースを購入した時のメモです。購入にあたって、いろいろなサイトを参考にさせていただきましたが、購入から到着までの一連の詳細を書いているサイトはなかなか見つからなかったので、備忘録として自分で書いてみることにしました。

ブログ初挑戦で、時系列でダラダラと書いているので、単なる暇つぶしの読み物以上に、参考になる情報がどのくらいあるかわからない駄文の集まりですが、もしかするとどなたかのお役に立つことが、1つくらいあるかもしれません。一応最後に、まとめページを作る予定です。

まずは文章から、次は写真と、少しずつUPしていきますので、記載事項の誤り、ご質問、感想などメール・コメントいただけましたら幸いです。

※海外通販&個人輸入は難しいことではありませんが、最終的にはすべて自己責任です。そのため具体的な会社名やサービス名を書いていない部分がありますことをご了承ください。