2月3週目の日曜、ショップを出てから約1週間、「フランクフルト発送」のステータスになってからは3日経過。まだ心配するには早いけど、輸送経路に興味もあったので、暇つぶしついでに、Post/DHL Internationalについてちょっと調べてみる。
まず分かったことは、DHLは2002年からドイツポストの子会社となっていて、ドイツの郵便物も扱っているということ。当初郵政民営化の成功例としてもてはやされていたらしいが、ドイツ国内でもサービスはあまりよろしくないようで、企業を評価する★の数はひどいものだ。ある意味税金だからこそやっていける公共事業、それを民間に投げた結果、クオリティ低下というのはどこの国でも同じらしい。
郵便なのにDHL?
ドイツポストのサイトは、英語とドイツ語で表記がされている。DHL Internationalという商品名はないので、海外向け小包商品のDHL Paket International(旧 WeltPaket)とあるのが、該当するだろう。個人向けサービスは三辺計240cm、31.5kgが上限だ。ネット上で料金計算ができるようになっていて、日本宛ては10キロまで62.99ユーロ、送達日数は8営業日。ネットで申込すると1ユーロ安くなり、さらに+46ユーロでPremiumサービスをつけると、送達日数が2日短縮され、500ユーロまでの保険もつく。
しかしショップから請求された送料は「日本まで一律50ユーロ」だから、ここは契約運賃みたいなものだろう。また、ショップの追跡ページにも、日本到着後には日本郵便のサイトで追跡してね、と案内されていたので、Post扱いの荷物はドイツ郵便→日本郵便のゆうびんネットワークのリレーで届けられるようだ。
日本でよく見かける「DHLExpress」という名称のサービスとは別なので、荷物の追跡はショップの案内ページかドイツポストの追跡ぺージ、または海外DHL関連のリンクページからしかできないのが、まったくややこしい。カンオケの地球半周旅行が50ユーロなんて安いと思ったけど、Post扱いの荷物に速達サービスがないのは、早さを求めるなら子会社のExpressを使ってね、早くないけど安いのが郵便クオリティ、ということか。
今回は注文時に発送方法は選べなかったし、やっぱりヤマトや日通が安心だからそっちにしてくれ、と言っても無理だろう。したがって、運送会社を指定して、速達&保険をかけたりすれば、送料350ユーロと回答したショップも、別にぼったくりではないということになるね。
※「DHL 遅い」の検索ワードで来られる方のために蛇足で数点付け加えると、
①ドイツからのPost/DHLの荷物は、DHLが中間の運送を担っているというだけで、あくまでPost(郵便局)扱いということ。ゆうパックのラベルが貼ってある荷物を、エリア委託されている別の運送会社(DHL)が他社も一緒にまとめて運んでるようなイメージだ。ややこしいが、おなじみの黄色い車両のDHL Expressで送られてくるわけではないのである。
②Premiunサービスを付けると少し送達日数の短縮だったり、保険がつくのだが、そこはあくまで海外宛て、船便より早いとはいえ、日本人の感覚で速達になるわけではない。
③そして委託なので当然と言えば当然だが、ゆうびんホームページ上の追跡表示は、リアルタイムではない。荷物が日本国内に到着して、DHLの拠点から日本郵便の国際拠点(川崎)に向けてコンテナを振り分け、そこから税関に入るまで、荷物の情報は見えない。つまり発送元の空港を出てから、到着したコンテナを開けて品物を出し、バーコードを読むまでの間、データは一切動かないので、日本人の感覚では遅さを感じるのは当然だろう(今回で約25日かかっている)。また、国内でスキャンされてからは日本郵便のデータのほうがDHLよりも早い。
他にも問い合わせ先の問題(#17、#18)、コンテナの問題(#19)、発送方法の表記がわかりにくかったり(#22)と、海外からの荷物の旅は、そのルートを詳細に知ろうとする者にとってはなかなか複雑だ。
▼お役立ちコーナー
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DeutschePost
https://www.deutschepost.de/de.html
DHL Express
http://www.dhl.com/en/express.html


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