2017年3月22日水曜日

#9 50ユーロの旅費

はためく万国旗

2週目ももう週末だというのに、結局進捗が振り出しに戻る。がっかりさせられた金曜の朝だったが、ここは顔を洗って、さっさと仕切りなおして先に進むのがいいだろう。しかしこれで海外大手通販サイトのセラー2店(ドイツ、イギリス)が候補から外れたので、次はちょっと難易度高め、一般のショップから購入を検討することに。

朝食をとった後、代行業者に中止と返金先を書いたメールを送り、出勤までまだ少し時間があったので、コーヒーを入れて、先のリストをぼんやりと眺めながら、ドイツのとあるショップをのぞく。ここもトップページに国旗のマークがたくさん出ていて、サイトの表示言語が選べるようになっている(残念ながら日本語はない)ので、イギリスの国旗をクリックして、英語表示にする。

サイトの作りはかなりしっかりしている。音楽関係の品物を多種多様に取扱いしているだけあって、価格も見た中では一番安いし、ショッピングカート方式で、支払い方法も多い。VATの表示もわかりやすくしてある。地球上どこへでも発送するぜ!と書いてあるうえ、30日間返品可能、3年保証付き!と書いてあるのを、英語が苦手だって見逃すわけにはいかない。

空飛ぶカンオケ

現在の在庫状況と、再度の送料の確認のため、決済手前までショッピングカートをすすめてみる。在庫は大丈夫、発送先を日本にして・・・具体的な発送方法は書いていないけど、送料はflat rateで50ユーロと出た。納期は6~10日、大きいものは時間がかかるかも、と書いてある。理解が間違っていなければ、日本までなら何をどれだけ買っても基本30kgまで一律50ユーロ、UPSも大丈夫だけど問い合わせてね、ということのようだ。

50ユーロ?いやいや、チェロケースの梱包を楽器店なんかで見た人は分かると思うけど、あれはほぼカンオケ。北海道から沖縄まで送るより安いって、契約運賃でも信じられない。絶対もっとかかる気がする。いったいどの業者で、どんな梱包なのだろう。まさか船便?過去に回答のあった他のショップでも、送料は150~350と幅が広かったから、これが安すぎるのか、他が高すぎるのか、まったく頭が働かない。

まてよ、ここは確か、先にかたっぱしから問い合わせたメールにちゃんと返信してくれていたはず。受信トレイを探すと、あった。「日本までのチェロケースの送料は50ユーロで、もし特別な梱包とかでそれ以上かかる場合は、注文受付後のメールで知らせるから、その時点で注文取り消しも可能だよ」と書いてある。追加があるとしても、後出しでなく、先に言ってくれるなら安心だ。


度胸ファースト

ここでふと、最初の価格は英語表示で入ってポンドだったのに、ショッピングカートではいつのまにかユーロ表示になっていることに気づいた。ショップの支払いについて書かれているところを目を皿にしてよーーーく読むと、どうやらカードでの決済はユーロ建てと決まっていて、他はPaypal、AmazonPayment、銀行振り込みなんかを選べるらしい。まあ手近なのはやっぱりカードだろう。

このまま1クリックすれば注文完了だ・・・でも、何も金曜日の出勤前のあわただしい今、注文しなくても、追加送料とか、発送方法の不明な点とか、決済方法とか、レートとか、いろいろ悩ましいことが残ってるし、一呼吸おいて土曜日にしようか・・・一瞬迷った。しかし、時差の関係上、何でもないやりとりにも時間がかかるし、ここまでイギリスのセラー対応に無駄な時間を使ってしまったのに、もう週末は目の前だ。

間違っていようが何だろうが、オーダーして動いてみないと、不確定要素はなくならないことがよくわかったので、いざとなったらキャンセルすればいい。よし、ここは思い切って注文してしまおう!ポチッ。すぐに、自動返信と思われる「ご注文ありがとうございます」メールがあっさり来たので、ひとまず仕事へ。何かあっても、明日の土曜日は休みだから、ゆっくり対応を考えればいい。

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